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園庭を豊かな育ちの場に
けさは、巣作りのために小枝をくちばしにくわえた鳩に出会いました。
その行き先にほぼ出来上がった巣を発見しました。
普段、子ども達が木登りをしたり、幹のところで遊んだりする桑の木です。
そんな賑やかな園庭で、
本来は警戒心の強いはずのキジバトが巣を作ってくれたのは本当にラッキーでした。

(今年3月ごろの画像)


乳幼児教育は「環境を通して行う保育」ですから「保育の質の確保と向上」を目指すには、子ども達の生活環境づくりはとても大切な課題です。
一口に「環境」といっても、人的環境から室内での環境構成、園庭の設計及び自然との関わりや園外の条件等も含まれますが、私たちは、様々な視点から環境ということを考え、 それぞれの質を高めることを願っています。
園庭づくりを考えるときに「志向性の質」という項目があります。
それは、園庭での保育で「何を大切にしていますか?」ということですが、
「自然」「体力・運動」「リスク」などが挙げられます。
それぞれに子ども達の豊かな育ちへの願いが込められています。
子ども達にとって身近な桑の木に鳩が巣を作ってくれたのは、
「自然」という項目での最高の環境が与えられました。
色々な生き物が身近に暮らしていることを体感しながら、
生命の誕生や成長など、様々なことを感じ取る機会になればと願っています。
いま工事中ですが、もうしばらくしたら送迎時にお子さんと一緒に観察してみるのもいいですね。ととてもいい時間になるかもしれません。
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