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ワクワクが大切
小学校に上がるまでの大切な学びは、子ども達のワクワク感から発した遊び込みの中にあります。教科学習の先取りではなく、何かに没頭する遊び(活動)の経験が豊であることが大切です。園では、「あと伸びする子どもたち」になってもらうことを願っています。
8月5日(水)のゆみか先生のレポートを紹介します。
みんなの希望でプレイパークへ向かいました。お歌を歌いながら歩く子ども達、よく聞いてみると「真夏のあつい昼さがり🎵」と讃美を口ずさんでいました。ニコニコ笑顔で楽しみ一杯です!!。

ゴーヤを見つけて「何かなっている!」「きゅうり?」と……。その奥にミニトマトも発見!! 赤くなっているトマトを見つけて収穫。すぐにでも口にしたい子ども達でしたが、「洗ってから食べようね」と。今度はプレイパークに向かう途中で、グアバを見つけ、腕を一杯に伸ばしても届きませんでしたが、諦めきれず、保育者の膝に立ってやっとゲット。大事そうに持ち歩く子ども達でした。プレイパークではさっそく、トマトを洗って食べていました。トマト大好きのDくん、
ストップがかかるまで洗っては食べ、洗っては食べの連続でした。

収穫したものを入れた袋の口を縛ってあげると、Rくんが「これは僕のもの」と、大事そうに持ち帰っている姿にほっこりしました。




おやつの時にトマトが残っていることを思い出し、「あっ! トマト!!」と収穫したトマトをペロッと完食でした。
プレイパークに着くと、Uくんは昨日の遊びを始めていました。遊びが継続することは大切なことで、活動がより深く意味のあるものへと発展します。体験も学びも深まっていきます。
最初は穴を掘ったところにホースを突っ込んで、「温泉♪」としていましたが、
次第に遊びが発展しました !!!

滑り台の上までホースを持って上がり、滑り台の上から水を流し、自分も一緒に滑降。
「ウオータースライダー」と、楽しんでいました。
そこにお母さんと一緒に遊びに来ていたT君も加わり、塩ビ管を見つけて、いろいろな工夫が始まりました。
傾き加減で水の量が違うので、砂で固定したり片方を閉じたり、さらに管を埋めてみたり(試行錯誤、工夫、実験)と、いろいろ試していました。
そこにはたくさんの大切な学びがあります。
しばらくすると立派な水の流れができて滑り台の着地点に掘った穴に水が流れてきました。

すべり台を滑り落ちると、その水の中にお尻がカポッとハマる楽しさを見つけました。まるで都会にあるレクリエーションプール場で遊んでいるようでした。
自分たちでこのような立派な遊びの環境を創り出すことも可能なのです。





女の子は、カップの底の空いたものを見つけ、
「防犯カメラ どこにつける?」「あっ!」「防犯カメラで鳥!見つけた!」
と嬉しそうに探索していました。

12時ギリギリまで遊び、帰ってきた子供たちの表情は、
ものすごく充実感に満ちて、遊びきった! という表情でした。
一つ一つの場面の写真が撮れなかったのが残念でした。