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あそびの中の学び


登園時に子ども達が身近にある材料(可動式遊具)を工夫して遊びを生み出しています。

市販のシーソーでないことは一目瞭然ですが、このシーンの中に大切な気づきがたくさん秘められています。


     無造作に置かれた古タイヤ、工事で使う道板(みちいた)と材木で子ども達自ら

     考え出した遊びの一つです。ここに至る発想、そして楽しく遊ぶ創意工夫、  

     ルールの取り決めはコミュニケーション力をも高めます。


     うまくバランスをとるために、あれこれ考えながら仲間で工夫している様子が伺

     えます。

                          (2021年4月撮影)



        こちらも兄弟で協力してうまくバランスをとっています。

                          (2019年12月撮影) 


  小学校での教科学習の内容を、幼少期にはこのような形で学んでいます。

  「てこの原理」や「天秤」などの仕組み(原理)を体験を通して学習していま

  すが、このような経験が少ないと、将来の教科学習の理解に大きな差が生じます。



   子ども達はひたすら弾力性のある板の弾(はず)みを楽しんでいました。

   その遊びを繰り返す中で、木や板の持つ弾力性や質感を体感しています。

   夢中になって遊ぶ中で、

   私が想像する以上の多くのことを感じ取っていることは確かです。

   やがて学習するバネやゼンマイなどの種類やしくみなどを身近に学び、

   科学への芽生えになるかもしれません。絶えず先を見た期待感は大切ですね。


                          (2021年4月撮影)


    乳幼児期の学びは、人生の根っこを育てることが重要で、

    楽しいと思えること、

   「あそび」をたくさん経験する中で、


       「知識・技能の基礎」

       「思考力・判断力・表現力の基礎」

       「学びに向かう力・人間性」


   を育てることが肝要です。


   「子どものあそび」は大切な学びの時間です。

   その一つ一つをじっくり観察すると、

   発達に応じた様々な学び(無自覚的な学び)

   を体験していることがよく分かります。


   そして、だんだん、

   「こんな風にしたい」などどと、遊びの発展が芽生えてきます。

   このようにして、遊びを展開していく過程において、

   「気づいたり、出来るようになったり」していくこと、

   「試行錯誤」や「創育工夫」すること、

   またそうしたことに「粘り強く取り組もうとする」ことを後押しするのが就学前教育

   の重要な使命なのです。


   子ども達の遊びを充実させることが、子どもの学びを豊かにします。


                   参考図書:「幼児教育から小学校教育への接続」

                         世界文化社 



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